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ブックマーク / business.nikkei.com (4)

  • 「分かり合える味方」が急に敵に回る瞬間

    1つの椅子をめぐるライバル心 同じチームで、助け合って同じ目標を目指すべき存在。なのに、相手をライバル視するあまり関係がギクシャクして、仕事にも支障が出てしまった――。そんな経験はありませんか? 「俺たち、仲間だからな」と互いを認め合い、良好な関係を築いてきた2人でも、どちらか1人しか念願のポジションに就けないとか、成績順位で評価されるような状況では、急によそよそしくなることがあります。互いを攻撃し合ったり、足の引っ張り合いに発展したりすることも珍しくありません。 相手を蹴落として自分が勝とうとすれば、互いに気まずくなるだけでなく、組織全体にもマイナスに働きます。 そもそも、なぜ、組織の中で足の引っ張り合いが起こるのでしょうか。 FFS理論(開発者:小林惠智博士)の視点から説明すると、「保全性の同質関係」がキーワードとなります。 ・FFS理論について、詳しくはこちら。 お互いの個性が似てい

    「分かり合える味方」が急に敵に回る瞬間
  • 「オレがオレが」が経営者の晩節を汚す

    京セラ名誉会長の稲盛和夫氏はかつて、一つの疑問を抱いていた。一時期、成功を収めたのに、晩節を汚す経営者が多いのはなぜか――。2007年、東京証券取引所で語った言葉をひもとく。 カルロス・ゴーン日産自動車元会長の捜査の行方はいまだ判然としないが、漏れ伝わる話を聞くたび、ある講演を思い出す。稲盛和夫氏が2007年5月に東京証券取引所で登壇したときのものだ。聴衆は、東証マザーズに上場していた経営者たち。 前年の06年、急成長企業ライブドアの粉飾が事件化し、時代の寵児、堀江貴文社長(当時)の逮捕へと発展した。株式市場は揺れに揺れた。そのライブドアの上場廃止を最終的に決断したのが、東証社長を務めていた西室泰三氏だった。 東芝の社長・会長を歴任し、世を去るまで隠然たる影響力を持ち続けた「東芝の妖怪」は、市場混乱の沈静化に奔走する。そんな西室氏が一息ついた07年に企画したのが、稲盛氏の講演会だった。 演

    「オレがオレが」が経営者の晩節を汚す
  • 低すぎる最低賃金が人手不足の真の原因

    パーソルグループのパーソル総合研究所と中央大学は2018年10月、「20年の日の人手不足数は384万人」と推計した。一方、リクルート研究所によれば、会社に籍を置きながら事業活動に活用されていない人材である「雇用保蔵者」が約400万人いるという。日の人手不足が深刻化しているのは、企業が当の意味で生産性を高めていないからではないか――。日経ビジネス3月25日号「凄い人材確保」では、そんな人手不足の真実を研究した。 生活費を考慮しない最低賃金 「低い最低賃金が人手不足を助長している」。静岡県立大学の中澤秀一准教授はそう主張する。生産性を高めるための企業努力よりも、安い人件費の労働者を活用する方が利益を得やすいため、多くの人材を浪費する非効率な仕事が減らないのだという。 法律によれば、最低賃金は「労働者の生活費」「類似の労働者の賃金」「通常の事業者の賃金支払能力」3つの要素を考慮して決めなけ

    低すぎる最低賃金が人手不足の真の原因
  • 大人になっても頭は良くなるの?

    20歳の平均値をゼロとして、加齢に伴う知能の変化をイメージ図として表した。暗記力や計算力、集中力などの流動性知能は、一般に20歳頃にピークに達し、その後は低下していく。これとは反対に、知識や知恵、判断力、応用力、経験知などを表す結晶性知能は、20歳以降ぐんぐん伸びる。大人の頭のよさは年を重ねるにつれ、磨かれていく。(以下の2つの論文を基に篠原教授が作図:Horn JL, et al. Acta Psychol(Amst). 1967;26(2):107-29. Baltes PB, et al. American Psychologist, 2000 Jan; 55(1):122-36.) 大人になると10代の頃のように数字や英単語を丸暗記するのが難しくなるのは、流動性知能が低下するため、致し方ないこと。そもそも、子供の脳と大人の脳では記憶の仕方が異なっており、その変化は思春期の頃に起こる

    大人になっても頭は良くなるの?
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