ロギング目的のみであればアプリケーションサーバーを用意せずNginxで受け取るアーキテクチャはよく見られますが、URL中のクエリパラメーターをパースした上で、JSON形式で出力するところまでやってしまおうというのが今回の試みです。 URLと取得したい値 URL例は下記の通りです。 http://librabuch.jp/test?sessoin_id=1000&page_id=20 以下の2つのクエリパラメーターの値を取得することにします。 session_id page_id ログフォーマットの作成 今回はJSON形式でログをはき出したいので、ログフォーマットを作成します。 nginx.confのhttpディレクティブ直下に、下記の通り記述します。 log_format json '{' '"session_id":"$session_id",' '"page_id":"$page_id
nginx+memcachedがめちゃ気になったので試してみました。 元ネタは下記です。 A 53,900% speedup: Nginx, Drupal, and Memcache bring concurrency up and page load time way down | TechnoSophos nginxをリバースプロキシに利用した構成で、バックエンドの出力をmemcachedにキャッシュしておけば、次回リクエストではnginxがそのキャッシュを読み取ってそのまま出力してくれます。 つまりバックエンドにリクエストを経由させずにnginxから即出力するのでかなりの高速化が見込めるという優れものです。 リンク先ではバックエンドにDrupalを利用していたのですが、ここではCakePHPを利用してみます。 1. 全体構成 リバースプロキシにnginx(Port: 80)を使い、バ
こんにちは。CSチームの坂本です。 今回はNginxのproxy cacheを利用してWordPressを高速化したいと思います。 いままでの記事 Nginx + WordPress Nginx + WordPress 「Gzip Precompression」モジュール篇 ※EC2の環境、Nginx以外のMySQL、PHP、PHP-FPMの設定などは前回、前々回と同様です。 目次 前回までの構成 今回の構成 設定ファイル(nginx.conf) 設定ファイル(default.conf) 比較 1. 前回までの構成 前回までの構成は以下の図のようなイメージです。 2. 今回の構成 今回は、Nginxをリバースプロキシとしてフロントエンドに追加します。 Nginxをリバースプロキシとして追加し、proxy cacheの設定をおこなうことで、以下の図のような仕組みに変わります。 キャッシュがな
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く