「ナチスの残党」の意味でも用いられる「ラスト・バタリオン」を冠した本書は、第2次世界大戦終結「後」から1968年まで続いた「蒋介石と日本軍人たち」の物語である。戦争終結当時、国民党政権は「以徳報怨」政策の下で、中国大陸にいた百万を超える日本の軍人たちの日本帰還を進める一方、彼らを参謀として、また技術者として留用しようとした。これは共産党も同様だった。蒋介石は、支那派遣軍総司令官だった岡村寧次を
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