7.1 TDCホールで「GLEAT」の旗揚げ戦を行ったリデットエンターテインメント。それまで選手のマネジメントや単発の興行、NOAHの運営等バックアップを行ってきた。そして満を持して団体を設立。前編では鈴木社長の生い立ちからプロレス事業に関わるまでをお伝えした。後編は田村潔司との出会いから今後の展望まで。 <前編はこちらから> ――NOAHさんの経営は約1年間、いろいろご尽力されたと聞いております。 鈴木:組織で大切なことは「みんなが同じ方向を向くこと」で、NOAHさんには三沢光晴さん以上に尊敬できる経営者にこれまで出会わなかったのだと感じました。 私は三沢さん以上に尊敬されなくても、三沢さんと同じくらい私の意見を聞いてくれないとこの会社がダメになると思いました。そこで厳しいようですが「私の意見を聞くか、もしくは辞めるか」を全選手・全スタッフに問い、しっかり一人一人と話をしました。それでみ