ディベートに関するtakerunbaのブックマーク (18)

  • お茶の水女子大学 |現代的教育ニーズ取組支援プログラム|

    平成21年度 現代GP講義 サイエンス・ディベート(西部直樹先生) サイエンス・ディベートは、ディベートの試合ができる力を身につけてくださる授業でした。ディベートでは、短い時間で、自分の主張を、分かりやすく相手に伝えることが重要です。そのために、まずは分かりやすく自分の主張を伝えるには、どのように話したらよいか、そのポイントを教えてくださり、最終日には、それを実践してディベートの練習試合ができるところまで導いてくださいました。授業では、自分の意見を他者に伝えるには、ロードマップ、ナンバリング、ラベリング、AREA(エリア)を使って話を展開することが、非常に有効だと教えていただきました。ロードマップとは全体像を示すこと、ナンバリングとはポイントに番号を振ること、ラベリングとはポイントに見出しを付けること、AREA(エリア)とは話すときの順番のことで、Assertion(主張)、Reason

  • 常識を疑え - (旧姓)タケルンバ卿日記避難所

    この週末はゼミに顔を出し、ディベート指導。いやあ、炭素税って難しいテーマでごんす。ようわからん。 ただこの炭素税ってのは「二酸化炭素の排出を減らしましょう」ってための税制なわけで、その前提は「二酸化炭素の排出を減らさないといけない」であり、さらにその前提は「二酸化炭素が地球温暖化の原因だ」であり「地球温暖化は悪い」なんですよ、奥さん。するってえとオレみたいな「ああ言えば上祐こう言う」が身に付いた嫌な大人はこう考えてしまうのですな。 地球温暖化って悪いこと? 一般常識は「地球温暖化は悪い」であり「問題だ」なわけですが、そういう常識ってまずは疑ってみるべきだと思うわけです。何となく結論が出た気になっているけど、実際どうなのかは確かめてみんとわからんわけでねえ。考えようによっては「寒さで凍える地域がなくなるから、温暖化はいいことだ」とさえ言えますし。ま、砂漠化とか温暖化に伴う悪影響もあるんだけど

    常識を疑え - (旧姓)タケルンバ卿日記避難所
  • 嫌な大人の嫌な議論 - (旧姓)タケルンバ卿日記避難所

    先週土曜日、番の審判団も集まり、オレVS学生でディベートの練習試合敢行。そこはかとない意地の悪さと、絶え間ない嫌味さと、湧き出でてやまない悪い大人力を発揮し、ジェノサイドと呼べる内容で叩き潰してしまった次第。気を出すのが礼儀であり、叩き潰されて強くなるとはいえねえ。大人げなさ全開。「……かわいそう」という審判のつぶやきが非常に堪えた今日この頃。素で言うな、素で。聞こえたじゃないか! まああれだな、何というかピュアでいいね。底意地の悪い大人が都合のいいように曲解して投げつける質問に対し、それを真に受けて答えて、前後の主張が矛盾して大混乱という場面大爆発。大人って悪いなあ(特にオレ)。それに対して大学生のピュアさときたら。 今回「炭素税を日に導入するかどうか」で、わしゃ否定側で試合。主に次の論理で主張を展開。 炭素税は効果ない 炭素税を導入する国は既にある でも大気中の二酸化炭素濃度は上

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  • 観光庁とは如何に - (旧姓)タケルンバ卿日記避難所

    久々にディベートのジャッジをやることに。で、その論題が決まったという連絡を受けたのだが……むむう、また門外漢の論題じゃねえか。 観光庁設置の是非 観光庁! こらまたマニアックなテーマを。また腰入れて勉強しねえとわかんねえじゃねえか。ただでさえ行政学分野は弱いっつーのに。「じゃ、何が強いのよ」とか言われても困るけどさあ。 とりあえず現時点での知識を総動員して書くと、基的には「現在の枠組みでできねえの?」という話に集約される気がしますな。で、是側は「できねえことがあるから困っている」という立場。あちこちの省庁をまたぐような話があり、そうした省庁間の調整が面倒くせえと。またそれが障害になっていると。「国土交通省はOKなのに、経済産業省がダメと言っている」みたいな。あるいは地方自治体との関係ね。中央と地方が同じ方向で動いていないと。こういった「縦割り」の弊害があるから、専門の省庁をつくり、あら

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  • トイレが汚いとガラが悪い - (旧姓)タケルンバ卿日記避難所

    昨日連絡があり、ディベートの論題が「観光庁設置の是非」から「カジノ合法化の是非」に変更に。うう、昨日下調べをしようと図書館行ってきたばかりなのに。しかも「観光白書」買っちまったよ。ブックオフに売っても二束三文だしなあ。むむう。枕にもならんよ。武器にはなるけどさ。そこそこ厚いから、角でぶっ叩くとそこそこの破壊力。「ひのきの棒」よりは強く「こん棒」より弱い感じか。何故かドラクエで喩えてみました。 とはいえ、この変更はいい変更。というのも観光庁の設置は既に政府が進めているのですよ。 http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070823k0000m010125000c.html ということは、是非も何もねえと。観光庁を設置することに争いがないわけで、観光庁設置に反対する非側が圧倒的に弱い。「政府が進めているって話はナシね」ということにし

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  • ジャッジ・ジョースター - (旧姓)タケルンバ卿日記避難所

    何か今年はディベートづいている。またジャッジをやることになってしもうた。しかも年の瀬もいいところの来月22日。無理矢理に言えば「クリスマス・イヴイヴイヴ」の日であり、ジョジョ好きであれば「ウィリィィィィィ! クリスマス・イヴイヴイヴゥゥゥゥゥ! 無駄無駄無駄ぁぁぁっ!」と表現せざるをえないところであろう。「そのうちタケルンバは、考えるのをやめた」みたいな。わしゃカーズか。知っている人だけ笑え。 で、論題は何かというと「首長の多選禁止」らしい。出たな、多選禁止。最近の流行テーマ。そして毎度グダグダになると評判のテーマ。 何故グダグダになるか。実は理由はハッキリしてる。 「民意」って何? 民意! この曲者なる言葉! 誰も正確に表現できないぃぃっ! 民意その曖昧なるものぉぉぉっっ!(まだジョジョが残っている) いやホント、微妙なのよ。結局選挙ってのは民意を反映させる行為なんだけど、来は「多選さ

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  • ディベート間違い探し - (旧姓)タケルンバ卿日記避難所

    22日土曜日、またもやディベートのジャッジをして参りました。テーマが「首長の多選禁止」。ま、最近ちょっと話題のテーマなわけですが、これを5人のジャッジで判定したわけですよ。で、対戦する両大学からジャッジを2名。それと中立のオレという形だったわけですが……いいのかね、オレが混じってというメンバー構成。 何せ大学で政治学を教えている先生が2人、現職市議会議員に、来年から総務省入省という院生という4人。政治学のプロと、地方自治の現場に携わる人と、来年からそれを監督する省庁に入る人と、オレである。三段オチどころか五段オチであり、「先生・先生・先生・先生・エロい人」である。しかもアイウエオ順で並んだ結果、真ん中になってしまい、中央にご臨席である。 「大学の先生方がジャッジだってよ」 「そういえば、現職の議員さんも来るんだって」 「あの人、来年から総務省だって」 「へえ。で、あの人は?」 というやりと

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  • ディベート資料の集め方 - (旧姓)タケルンバ卿日記避難所

    ディベートを教えるときによく聞かれるのが資料の集め方。オレみたいな10年選手は、何の気なしにパッパカパッパカ集めてしまっているし、何事もなくやっているのだけれど、慣れてない人にとっては、この手順とか段取りが謎のように見えてしょうがないらしい。別に大したことしてないんだけどね。特別な力持ってるわけじゃないし、誰でもできる手順なんだけども。 つい最近も聞かれたばかりなので、ここで詳しく回答しときますか。意外と単純で普通なのよ、S。こういうものに複雑な種明かしなどないのだよ。今回は今話題の「ガソリン税の暫定税率」を例にしてみますか。このテーマでディベートをすることになった場合、タケルンバはどうするかということで書いてみたいと。 基礎1 言葉を学ぶ 何事も基礎が大事なんですよ。基礎があるから、上に色々積み上げることができる。意外と地味なところが大事なんです。ここをおろそかにすると、結局は何も身につ

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  • 議論のマナー - (旧姓)タケルンバ卿日記避難所

    ディベートの現役選手&ジャッジ&コーチなんかもしとるので、タケルンバはちょっと議論にうるさい。昨日の腐った羊水生まれですが、何か?でも書いたように、議論にゃマナーがある。それは議論を議論として成立させるために必要だし、より良い議論にするために必要なもの。良い議論にするためのコツというかね。そんなのなくても議論はできるんだろうけど、あると良くなるし、能率が上がる。そういうもの。 科学的進歩を目指す 字面は難しいけども、要は「議論の結果、何かを得よう」ってことね。何でもいいから、何かを得ようと。議論をすることで何かを得ようとして、議論の結果何かを得る。そうなれば、議論する前よりは進歩する。あることが正しいという結論を得たなら、それは世の中の真実をひとつ知ったということ。また、あることが正しくないという結果でも、これはこれで世の中の真実。「合ってるか合ってないかわからん」というものに白黒つくわけ

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  • 極端な答えに正解なし - タケルンバ卿日記

    これはディベートなどを経ての知見で、これがわかっただけでもディベートをやる意義はあったなあと思う話なのですが、思うに、極端な答えに正解はありませんな。「白か黒か」みたいな単純な二分論に答えはない。現実は複雑で色々な要素が絡まっており、単純に割り切れるものはない。絶対の答えはないし、現実の答えはすべからず曖昧で、多様で、実はつまらないもの。時と場面によって違うし、人や環境によっても左右される。 イメージとしては、良さげなステレオの重低音とか、高音のコントロールみたいなもの。心地よいポイントって人それぞれで、大体真ん中付近にあるんですよね。はじっこがポイントということは少ない。現実の答えも同様。意外と真ん中に答えはある。 「○○が正しく、○○以外はおかしい」って話は基的に間違い。世の中に絶対的な正解がないように、絶対的な間違いはないわけですが、もし絶対的な正解があるとすれば「絶対的な正解はな

    極端な答えに正解なし - タケルンバ卿日記
  • 三日坊主のディベート日記 : 証拠シリーズ

  • 見えない前提を疑う - (旧姓)タケルンバ卿日記避難所

    大阪には勇者がいるね。 http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20091006/plt0910061221003-n1.htm 「高層ビルでは自由に窓を開けることができず、思うように換気できない。換気が悪くて鼻毛が伸びる」 http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20091006/plt0910061221003-n1.htm なんか凄い。凄すぎる。論理の飛躍見市みたいな状態。ぐへへ、どこから突っ込んでいけばいいんだろう。 まあでも今回はそういうわかりやすい論理の飛躍については突かずに、意外と気づきにくい点について。 隠れた前提に気をつけよう あらゆる論理には前提が必要で、その前提をもとに推論し、主張につなげるわけなんですが、その主張につながる前提が見えてないことがありまして、ええ。

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  • ヤジェスターのススメ - (旧姓)タケルンバ卿日記避難所

    「ヤジ」って難しいんだよね。いや、ホント。実はなかなか技術を要するものなんですよ。「良いヤジ」をしようとするとね。単にストレス解消でヤジを飛ばすだけなら簡単だけど、ヤジに効果をもたせようとすると、当に難しい。 ヤジを飛ばされる経験をした人は心当たりがあると思うんだけど、ヤジってこれに尽きるんだよね。 ヤジはTPO 時間(Time) 場所(Place) 場合(Occasion) これなんよ。良いヤジってタイミングなんですよ。場面やシチュエーションに合った発言なんです。中身が一番なんです。それ以外の要素は枝葉末節なんですよ。ヤジを受ける側に言わせると。 ヤジは声量? そんなことない。大声のヤジが良いヤジとは限らない。大声であれば、その発言が聞こえる範囲が広くなるし、それだけ伝わりやすくなるけども、その内容が伴わなければ意味がない。 ヤジを飛ばされる側として一番滑稽なのは、大声なのに中身がない

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  • 誰もが思いつく話こそ王道 - (旧姓)タケルンバ卿日記避難所

    考えすぎの病理ってあるんですよね。考えて考えて深みにハマり、結局何も得られない。考えすぎたことで、得るものがないところにハマりこむ。混雑はしているものの、おいしい果実がなっている場所を見過ごし、空いている奥地にたどりつく。人はいない。しかし果実もそこにない。他に人がいないから独占はできるけども、独占する対象物がない。 ディベート初心者がよく陥りやすい罠があるんです。 誰も使わない論理で攻める 「人の裏をかこう」という発想。良く言えば「独自性」「オリジナリティ」であり、「奇襲」でもある。普遍的・一般的テーマであればあるほど、そして少しかじった初心者であればあるほど、「人の裏をかく」ということに対する意識が何故か強くなる。わかりきった論題であればこそ、これまでにないことをしたくなり、経験が少しあれば尚更、他の経験者に差をつけたくなる。「人に差をつける」をこうした戦略面で実現したくなる。 しかし

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  • 議論を巡るやりとり帳 - (旧姓)タケルンバ卿日記避難所

    昨日、Twitterでいくつか議論に関してやりとりをしたんだけど、その内容が結構おもしろかったので、こちらにフィードバックしてみる。 Q.「感情論」の反対語は? A.「論証論」 「感情」の反対語を考えると、「理性」とかがあてはまるので、「理性論」みたいな言葉でもいいと思うんだけど、自分は「論証論」という言葉を用いています。というのは、言葉をこう分解するとわかりやすいから。 感情論……感覚と情理によって説明する手法*1 論証論……論理と証明によって説明する手法 ともにあることを説明するときの方法論。「人に説明する」「他人に伝える」「外に発信する」という目的をかなえるために、どういう方法をとるかの手段の違い。そして「感覚と情理」か「論理と証明」かという道具の違い。こう考えるとわかりやすいかと。 Q.「感情論」は悪い手段なのか? A.手段なので良いも悪いもない あくまで「モノを伝える」が目的なの

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  • フィンランドの5年生がまとめた議論のルールが凄い - タケルンバ卿日記

    フィンランド恐るべしだなあ。トラックバックをいただいた記事の中に、こういう記述がありました。 フィンランドの5年生が作った議論のルール 負けまいとする心でしょう! フィンランドの小学5年生が自分たちで作ったという 議論における10のルールというものがあった。 フィンランドの5年生が作った議論のルール 負けまいとする心でしょう! それがこれ。 図解 フィンランド・メソッド入門 作者: 北川達夫,フィンランドメソッド普及会出版社/メーカー: 経済界発売日: 2005/10/01メディア: 単行購入: 17人 クリック: 575回この商品を含むブログ (61件) を見る 他人の発言をさえぎらない 話すときは、だらだらとしゃべらない 話すときに、怒ったり泣いたりしない わからないことがあったら、すぐに質問する 話を聞くときは、話している人の目を見る 話を聞くときは、他のことをしない 最後まで、き

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  • ディベートテクニック

    今週の土曜日にワタクシが学生時代に所属していた組織のディベート大会があり、後輩の指導・試合のジャッジ(判定員)としての活動などで動き回っておるのですが、ディベートのテクニックというか、基礎的な考え方というのは、一般生活でも役立つものが結構あります。今回はそういうものを書いていきたいと思います。 主張には論証で 発言を通して主張する場面があります。会社では「研究開発費にお金を使うべきだ」「新卒採用に力を」といった戦略的なものや、個人的な「社に転勤させてください」「内勤にしてください」といったもの。あるいは家庭内で親に「車買って」みたいなおねだりや、「カレーライスべたい」みたいな願望に関する主張。様々な場面があることでしょう。 そういった主張には論証をつけると説得力が増します。 論……論理(Logic:ロジック)話が正しいという筋道 証……証明(Proof:プルーフ)話が正しいという証拠

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  • ディベートはキモくても、結構意義がありますよ - (旧姓)タケルンバ卿日記避難所

    生理的嫌悪がある。これはよくわかります。しかし、こちらで挙げられている理由こそが、当はディベートをやる意義なんですよね。 http://d.hatena.ne.jp/terracao/20080729/1217271899 1.ものごとを「二項対立」で捉えるのは、かなり貧しい思考ではないか。 そのとおりです。貧しい思考です。世の中にはいろんな価値観がある。白と黒だけじゃない。その間にはいろいろな色がある。中には見る人によって白であったり、あるいは黒であるような、幅のある色もある。この世の中は二項対立で必ずしもできていない。 しかしそれをディベートではやる。是側・非側に分かれてやる。そういうあえて極端な立場になることで、極端な意見はどちらも正しくないということや、どんな意見にも理があり、そんな意見にも非があると。そういうことを学べるのですよ。 大体においてディベートの場合、どっちかが一方的

    ディベートはキモくても、結構意義がありますよ - (旧姓)タケルンバ卿日記避難所
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