4年ぶりに入館者数が200万人を突破した大阪城天守閣。今年も多くの訪日客でにぎわっている=大阪市中央区(恵守乾撮影) 大阪城天守閣(大阪市中央区)の昨年度の入館者数が約240万人となり、4年ぶりに200万人を超えた。新型コロナウイルスの5類移行やインバウンド(訪日外国人客)の回復が要因とみられ、ピークだった平成29年度の約275万人に迫る勢い。管理・運営する大阪城天守閣の担当者は「コロナ禍前の水準に戻りつつある。今年度は昨年度の入館者を上回りそうだ」と期待感を示す。 現在の天守閣は昭和6年に再建。8階建てで、内部では、大阪城を築き、天下統一を成し遂げた豊臣秀吉の生涯を紹介するとともにゆかりの品々を展示する。 訪日客だけでなく、国内客からも人気の府内屈指の観光スポット。昨年度も来阪した訪日客の行き先として、道頓堀に次いで2番目の人気ぶりだった。 コロナ禍前の27年~令和元年度は毎年200万人