愛知県愛西市でワクチン接種後に女性が亡くなった事案の検証結果について記者会見を行う愛知県医師会の柵木充明会長(中央)ら=名古屋市の県医師会で2022年11月17日午後5時3分、田中理知撮影 愛知県愛西市の新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場で、ワクチン接種を受けた女性が死亡した事案について、同県医師会は17日、検証結果を公表した。女性にアナフィラキシー(重いアレルギー反応)の症状が強く疑われる状況だったとし、「アドレナリンの筋肉注射をすべきだった」と現場の体制に問題があったと指摘した。 また、現在の接種会場の運用では医師の指示がないと看護師の判断ではアドレナリンを投与できないとし、看護師も迅速に投与できる体制にするよう国全体で見直す必要があると強調した。