au携帯電話の法人向け端末に,ニューモデルが登場する。今回発表された新端末はビジネスユースに特化した専用モデル。しかも,柔軟性の高いカスタマイズ性を備えることで,ビジネスユーザーの様々なニーズに応えられるという。新しいauのビジネスケータイが描くビジネススタイルとは何か? まずは,商品企画,開発の背景に迫る。 BTO感覚で機能をカスタマイズ 運輸業のドライバーや保険・金融における渉外担当者の業務支援,企業全般の営業支援など,いわゆる「外勤者向けのソリューション」から,内線電話のワイヤレス化といった「内勤者向けのソリューション」まで――。KDDIはモバイルの様々なニーズに,au携帯電話を活用したソリューションで応えてきた。 しかし,モバイルへの要望は拡大しており,ニーズも多様化している。そのためKDDIでは,顧客ごとに異なる要望に応えられる,“アンビエントなソリューション”の提供に取り組む。