ヤフーは2009年10月22日、東京都内で「インタレストマッチフォーラム」を開催し、代表取締役社長の井上雅博氏が「インタレストマッチが創る未来」と題した講演をした。井上氏は興味関心連動型広告「インタレストマッチ」について、「現在の広告表示回数は月間1000億回だが、年内か年明けには1兆回を超えるのではないか」と、掲載枠の拡大に力を注いでいる現状や、課題などを語った。 井上氏はインタレストマッチを開始した背景として、「検索はYahoo! JAPANのPV(ページビュー)の1割しか占めていない」と説明。検索連動型広告はニーズが健在化しているユーザーに広告を表示できるのがメリットだが、ニーズは潜在的でも10倍のボリュームがあるコンテンツのページで、ユーザーと広告主をマッチングするための広告だと説明した。 その特徴としては、「マッチング技術」「配信トラフィック」「ターゲティング」の3点に分けて説明