シェアハウス「かぼちゃの馬車」を巡るスルガ銀行(静岡県沼津市)の不正融資問題で、スルガ銀は昨秋、シェアハウス運営会社「スマートデイズ」(東京都中央区、今年5月破産)を支援するとの虚偽の決定を行い、東京スター銀行(東京都港区)から3億円の融資を引き出していた。複数の関係者が毎日新聞の取材に証言した。金融庁もこうした事実を把握しており、役員の不正を許したスルガ銀の管理体制に不備があったとして、一部業務停止命令を検討している。 複数の関係者やスルガ銀の内部資料によると、スマート社は2017年10月、スター銀に対し、事業用の土地購入に充てる名目で融資を依頼。スター銀は同年7月にスマート社の親会社を通じて6億円を融資したばかりだった。経営も思わしくないため、追加融資に難色を示していたという。
介護医療院細谷の入所者にゼリーを食べさせる職員。療養室は4人部屋で、背後のついたてとカーテンで仕切られている=群馬県富岡市で 医師が常駐して医療と介護を同時に提供する介護保険施設「介護医療院」が、今年度から始まった。一定の医療ケアと住まいの機能を併せ持つことが特徴だ。国は、施設代わりの長期入院とも指摘される介護・医療の「療養病床」を介護医療院に転換するよう促しているが、自治体からは財政負担が増えることへの懸念も出ている。【原田啓之】 介護医療院は昨年の介護保険法改正で導入された。重度の要介護者が生活する特別養護老人ホーム(特養)や、リハビリで在宅復帰を目指す介護老人保健施設(老健)と同様に、介護保険で利用できる入所施設となる。
シェアハウス「かぼちゃの馬車」を巡るスルガ銀行(静岡県沼津市)の不正融資問題で、スルガ銀は昨秋、シェアハウス運営会社「スマートデイズ」(東京都中央区、今年5月破産)を支援するとの虚偽の決定を行い、東京スター銀行(東京都港区)から3億円の融資を引き出していた。複数の関係者が毎日新聞の取材に証言した。金融庁もこうした事実を把握しており、役員の不正を許したスルガ銀の管理体制に不備があったとして、一部業務停止命令を検討している。 複数の関係者やスルガ銀の内部資料によると、スマート社は2017年10月、スター銀に対し、事業用の土地購入に充てる名目で融資を依頼。スター銀は同年7月にスマート社の親会社を通じて6億円を融資したばかりだった。経営も思わしくないため、追加融資に難色を示していたという。
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