学生の街・早稲田(東京都新宿区)で早大生やOBに愛されてきたラーメン店「メルシー」が今年、開店から60年を迎えた。周辺はチェーン店やコンビニエンスストアが急増し、昔ながらの店が相次いで姿を消しているが、店主の小林一浩さん(57)は「安さと量の多さをモットーに、卒業生にも愛される店を続けたい」と意気込む。【安高晋】 週末の昼下がり。広告関連会社に勤める千葉市の前田博哉さん(45)が親子で来店した。「大学の部活の練習後にいつも立ち寄っていた」
学生の街・早稲田(東京都新宿区)で早大生やOBに愛されてきたラーメン店「メルシー」が今年、開店から60年を迎えた。周辺はチェーン店やコンビニエンスストアが急増し、昔ながらの店が相次いで姿を消しているが、店主の小林一浩さん(57)は「安さと量の多さをモットーに、卒業生にも愛される店を続けたい」と意気込む。【安高晋】 週末の昼下がり。広告関連会社に勤める千葉市の前田博哉さん(45)が親子で来店した。「大学の部活の練習後にいつも立ち寄っていた」
「日本が中国と協力して、高速鉄道網を開発する初のケースだ」 今年5月、日本の国際協力銀行(JBIC)の前田匡史(ただし)副総裁(当時)と会談したタイのソムキット副首相は、タイ国内の3空港をつなぐ高速鉄道網計画に日中が共同参画することに強い期待感を示した。 JBIC側は「表敬訪問が目的で、タイの高速鉄道計画について具体的な話はしていない」としているものの、反目する場面が目立つ日中両政府が一転して協力姿勢を示したことに東南アジア諸国は強い関心を寄せている。 実際、中国の李克強首相はこの直後に訪日し、安倍晋三首相と会談。官民合同で第三国での民間経済協力を話し合う新たな委員会を設置することで合意した。今月23日の日中平和友好条約発効40周年と安倍首相の訪中(25~27日)に合わせ、日中の政財界による関連フォーラムを北京で開催する方針。タイの高速鉄道網計画は日中の協力案件の候補に挙がっている。
インターネット専用の粗悪な学術誌「ハゲタカジャーナル」が増えている問題で、東京都内の医療機関の研究論文が、ハゲタカとされる海外の学術誌に、執筆者の要望を無視する形で掲載され続けている。研究チームは論文を投稿後、粗悪学術誌と気付いて取り下げを求めたが、出版社側が応じない。著作権侵害の被害に加え、二重投稿に当たるため別の学術誌での発表も機会が奪われた状態だ。 被害にあったのは、東京都立小児総合医療センターの堀越裕歩医長(43)らのチーム。「ハゲタカの存在を広く知ってほしい」と、毎日新聞の取材に応じた。
試合後の記者会見で笑顔を見せる伊調馨=静岡県三島市の三島市民体育館で2018年10月14日、宮武祐希撮影 レスリング女子で五輪4連覇の伊調馨(34)=ALSOK=が14日、2016年リオデジャネイロ五輪以来2年2カ月ぶりの実戦となる全日本女子オープン選手権(静岡・三島市民体育館)57キロ級に出場し、優勝した。今年に入り、日本協会の栄和人・前強化本部長(58)からパワーハラスメントを受けていたことが発覚。ブランクも騒動も乗り越え、男女通じて個人種目世界初の五輪5連覇が懸かる20年東京五輪へ再スタートを切った。 問題以降、公の場に姿を現さなかった伊調が髪を短くしマットに戻ってきた。筋骨隆々とした往時に比べれば、やや細身に映ったが、目に宿る闘志に衰えはない。1回戦は開始38秒でポイント10点差以上をつけるテクニカルフォール勝ち。準決勝、決勝はいずれも相手の両肩をマットにつけるフォール勝ちを収めた
ユーラシア大陸を東西に貫く総延長1万キロ超の長距離国際貨物鉄道は、中国の習近平国家主席が2013年から提唱する現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」の大動脈だ。当初は欧州や中国企業が主な顧客だったが、最近では日本企業も続々と参入している。 中国歴代王朝の都が置かれ「長安」とかつて呼ばれた古都・西安(陝西省)は、一帯一路の物流拠点として整備が進む。欧州や中央アジアとの間を結ぶ貨物列車「長安号」は今年1~8月に789本が発着し、中国から欧州に向かう路線として都市別発着数で国内1位に躍り出た。 「ドイツまで海運なら約50日かかるが、列車なら18日。フィンランドまで海運は約2カ月、列車なら13日だ。この路線は輸送時間の巨大な変革を生み出している」。長安号を運行する西安国際陸港多式聯運公司の高甜(こうてん)経理が強調する。中国に生産拠点を置く日系メーカーの担当者も「空路より安く、海路より短時間で済
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