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2020年1月5日のブックマーク (11件)

  • データで見る将棋 :藤井聡太七段の将棋ブームに陰りの兆し 将棋連盟の物販の売り上げが減少 | 毎日新聞

    2019年の将棋界では、藤井聡太七段(17)が王将戦リーグ入りし、挑戦権獲得まであと一歩まで迫って注目を集めた。将棋界は、16年10月の藤井七段のデビュー以来の活躍で空前の大ブームが訪れ、なお続いているようにも見える。日将棋連盟の公表している財務資料を見ると、藤井七段の最多連勝記録更新に沸いた17年度は各項目の収入が大きく増えたのに対し、18年度は黒字は更に膨らんで順調な一方で、ブームに陰りの兆しもうかがえる。 将棋連盟の18年度の業の収入(経常収益)は32億5100万円で、前年度より1億5200万円の増加。支出(経常費用)も9400万円伸び、黒字幅は前年度比1.7倍の1億4200万円に拡大した。 好調の主な要因は、八つ目の女流棋戦「清麗戦」が創設されるなどし、収入の約7割を占める棋戦契約金収益が1億8200万円押し上げられたこと。支出で事業費が1億強増え、差し引きで約7000万円のプ

    データで見る将棋 :藤井聡太七段の将棋ブームに陰りの兆し 将棋連盟の物販の売り上げが減少 | 毎日新聞
    taketake89
    taketake89 2020/01/05
    ”好調の主な要因は、八つ目の女流棋戦「清麗戦」が創設されるなどし、収入の約7割を占める棋戦契約金収益が1億8200万円押し上げられたこと。支出で事業費が1億強増え、差し引きで約7000万円のプラスになった”
  • 今週の本棚:加藤陽子・評 『毒親介護』=石川結貴・著 | 毎日新聞

    (文春新書・880円) 子が加害者にならないための心得 書の帯には、黒をバックに「『嫌いな親』を介護できるか?」との文字が赤と白で大きく躍る。強烈なのは惹句(じゃっく)だけでなく、タイトルからしてそうだ。評者の妄想だが、毎日新聞読者層が地域の書店でレジに置くには勇気のいるかもしれない。 だが書は、「マクベス」の予言ではないが、女から生まれた者(ここでは自然分娩(ぶんべん)も帝王切開も含む)、つまり全ての人に関係し、苦悩や哀楽抜きに語れぬ事柄をきっちり書いた実に良いなのだ。その事柄とは、親による子の養育問題であり、子による親の介護問題である。 親子であっても個としては別人格の相手に対し、その生命と心身の二つながら生殺与奪の権を握れる瞬間。それが養育・介護の時間であり、負の方向に振り切れた時、それは虐待・放棄の時間に転化する。著者は、長年にわたって児童虐待から介護ネグレクトまでのさまざ

    今週の本棚:加藤陽子・評 『毒親介護』=石川結貴・著 | 毎日新聞
    taketake89
    taketake89 2020/01/05
    ”本書は、「マクベス」の予言ではないが、女から生まれた者(ここでは自然分娩(ぶんべん)も帝王切開も含む)、つまり全ての人に関係し、苦悩や哀楽抜きに語れぬ事柄をきっちり書いた実に良い本なのだ”
  • 今週の本棚:中村桂子・評 『宮沢賢治 デクノボーの叡知』=今福龍太・著 | 毎日新聞

    (新潮選書・1760円) 豊かな「愚」を生きる意識体 「賢治作品を読むことで、現代を生きる人々が忘れていることをいかに再発見できるか」という言葉で始まるを読まないわけにはいかない。 きっかけは、二〇一四年九月二七日の木曽御嶽(おんたけ)山での大規模噴火だとある。現場にいた登山者が「噴石の大きさは軽自動車ぐらい」と喩(たと)えたことに著者はひっかかる。「グスコーブドリの伝記」の「爆発すれば牛や卓子(テーブル)ぐらゐの岩は熱い灰や瓦斯(がす)といつしよに落ちてくる」という一節を思い出したからだ。賢治が牛になぞらえた噴石は人間にとって他者ではなく、一方軽自動車は身体的感覚からはずれている。賢治にとって人間、動物、森、山、水、大地は「共感と共苦の世界をともに生きている」のであり、火山を災害の根源とはしない自然との向き合い方をしている。 ここで、二〇一一年三月一一日の東日大震災の時、どうしたらよ

    今週の本棚:中村桂子・評 『宮沢賢治 デクノボーの叡知』=今福龍太・著 | 毎日新聞
    taketake89
    taketake89 2020/01/05
    ”「賢治作品を読むことで、現代を生きる人々が忘れていることをいかに再発見できるか」という言葉で始まる本を読まないわけにはいかない”
  • 今週の本棚:大竹文雄・評 『自分をコントロールする力 非認知スキルの心理学』=森口佑介・著 | 毎日新聞

    (講談社現代新書・990円) 人生の成功に重要な機能の鍛え方 新年になって今年の目標を立てた人も多いだろう。目標を達成するためには、様々な誘惑や困難を乗り越えなくてはならない。目標を立ててそれを実現し続けている人もいれば、いつも目標倒れになってしまう人もいる。この違いはどこから来ているのだろう。生まれつきのものなのだろうか、それとも訓練で克服できるものなのだろうか。 目標を達成するためには、自分の欲求や考えをコントロールする能力をしっかりと持っていなければならない。誘惑があった場合でも、今までの習慣を続けたくなった場合でも、自分をきちんとコントロールして目標から外れたことをしてしまわないようにする能力だ。こうした能力のことを心理学では「実行機能」と呼んでいる。書は、人生の成功に重要な役割をはたす実行機能の育て方・鍛え方を発達心理学者が一般向けにわかりやすく…

    今週の本棚:大竹文雄・評 『自分をコントロールする力 非認知スキルの心理学』=森口佑介・著 | 毎日新聞
    taketake89
    taketake89 2020/01/05
    ”子どもの頃の実行機能の程度が人生の成功に大きく影響するという研究で有名なのはマシュマロテストである。マシュマロを一つ食べるのをしばらく我慢できればもう一つもらえるという実験”
  • 今週の本棚:佐藤優・評 『東ドイツ史 1945-1990』=ウルリヒ・メーラート著、伊豆田俊輔・訳 | 毎日新聞

    (白水社・3080円) 社会主義の「肯定的遺産」再評価を 書を読むと現下ドイツの構造問題が1990年のドイツ再統一(平和革命)に起因することがよくわかる。<東側では、自分たちが政治的には重要ではなく、ある種の請願者に似た役割に甘んじる「二級の」ドイツ市民だという感覚が広まった。東では信託公社が経済的な転換プロセスの象徴になった。ここでは西の企業家が東ドイツ経済の民営化から利益を収め、この反面で市民がその費用を支払わねばいけなかった。東側への市場経済の導入によって西側地域においては、社会福祉的な要素を含む経済の形〔西ドイツの社会的市場経済〕が時代遅れに見えるような風潮が現れた。/平和革命から二○年がたち、ドイツ人は、度重ねて誓ってきた精神的な統一を依然として達成していない>。旧東ドイツ地域では「ドイツのための選択」のような右翼政党が台頭しているが、その原因は東ドイツが「悔い改めたナチス党員

    今週の本棚:佐藤優・評 『東ドイツ史 1945-1990』=ウルリヒ・メーラート著、伊豆田俊輔・訳 | 毎日新聞
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    taketake89 2020/01/05
    ”本書を読むと現下ドイツの構造問題が1990年のドイツ再統一(平和革命)に起因することがよくわかる”
  • 今週の本棚:鴻巣友季子・評 『オーガ(ニ)ズム』=阿部和重・著 | 毎日新聞

    (文藝春秋・2640円) 虚構の強靱な力でリアルと切り結ぶ 先行作『シンセミア』『ピストルズ』に続く「神町(じんまち)サーガ」の完結編となる超大作だ。謝辞を入れて861ページ。ポリティカルサスペンスと呼びうるだろうか? スパイ小説でも、オルタナ・ワールドものでもある。 物語のメインステージは二〇一四年の日。再来日するオバマ大統領を狙った爆破テロ、さらには世界を破滅させようとする核テロを企(たくら)む陰謀組織があり、語り手と米国CIAのケースオフィサーがそれを阻止しようと戦う。それが作のごく大まかな筋だ。 まず特筆すべきは、語り手/主人公が「阿部和重」である点だろう。ジョイス、ナボコフ、大江健三郎と羅列するまでもなく、「オーサー・サロゲート(作者代理)」を登場させる現代小説の技法は昔からある。最近の日文学でも、山下澄人の『しんせかい』や柴崎友香の『公園へ行かないか?火曜日に』などは、主

    今週の本棚:鴻巣友季子・評 『オーガ(ニ)ズム』=阿部和重・著 | 毎日新聞
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    taketake89 2020/01/05
    ”まず特筆すべきは、語り手/主人公が「阿部和重」である点だろう。ジョイス、ナボコフ、大江健三郎と羅列するまでもなく、「オーサー・サロゲート(作者代理)」を登場させる現代小説の技法は昔からある”
  • 今週の本棚・本と人:『暗約領域 新宿鮫Ⅺ』 著者・大沢在昌さん | 毎日新聞

    ◆著者・大沢在昌(おおさわ・ありまさ)さん (光文社・1980円) 「鮫島の物語」を書いた実感 8年ぶりのシリーズ最新作は最長の原稿用紙1140枚。「書き終えて『新宿鮫』の新しい章の始まりとなる物語になったと感じています」と述懐した。 前作『絆回廊』は、主人公・新宿署警部の鮫島の信頼する上司・桃井が殉職、恋人・晶と別れるという思い切った展開に驚かされた。今回「暗約領域」で、後任の同署生活安全課長として阿坂警視が着任した。 「ノンキャリアで戦って現在の地位を勝ち取った強い女性を登場させた。『基を守る。ルールを曲げない』と彼女は宣言しますが、情でなく理で動く、ある種の化学反応を期待できる人物になったと満足してます」

    今週の本棚・本と人:『暗約領域 新宿鮫Ⅺ』 著者・大沢在昌さん | 毎日新聞
    taketake89
    taketake89 2020/01/05
    ”ラストの1行に注目したい。書き継がれた物語の未来を宣言した言葉が刻まれている”
  • イラン司令官殺害 米、中東3000人超増派へ 大統領、作戦正当化 | 毎日新聞

    米主要メディアは3日、米当局者の話として、米軍が中東地域に部隊3000~3500人を増派すると報じた。対イラン情勢緊迫化を受けた予防措置。緊急即応を担う陸軍の空挺(くうてい)師団が主となる見通しだ。一方、イラン最高指導者ハメネイ師は、直属である革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官が米軍に殺害された事態を受けて同日、「手を血で汚した犯罪者を待っているのは、強力な復讐(ふくしゅう)だ」との声明を発表し、米国に何らかの報復を行うことを示唆。相互に緊張は高まっている。 米軍は昨年末、イラク・バグダッドの米大使館前での大規模デモを受けて、中東地域への約750人増派を発表したばかり。トランプ米大統領は3日、司令官殺害に関し「戦争を止めるための行動だった」と強調し、軍事作戦を正当化した。殺害により、司令官が企図していた、米関係者に対する「複数の邪悪で差し迫った攻撃」を阻止したとも説明。司令官

    イラン司令官殺害 米、中東3000人超増派へ 大統領、作戦正当化 | 毎日新聞
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    taketake89 2020/01/05
    ”一方、イラン最高指導者ハメネイ師は同日、「手を血で汚した犯罪者を待っているのは、強力な復讐(ふくしゅう)だ」との声明を発表し、米国に何らかの報復を行うことを示唆”
  • ゴーン被告の弁護団が辞任検討 通話記録、東京地検に提出へ - 毎日新聞

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    taketake89 2020/01/05
    ”弘中弁護士は「辞任はいずれしないとしょうがない。本人の意向を踏まえて決める」とした”
  • 4議員、相次いで受領否定 1人は「確認中」 IR汚職「5人に100万円」供述巡り - 毎日新聞

    taketake89
    taketake89 2020/01/05
    ”5人は、中村裕之氏(58)=自民党▽船橋利実氏(59)=同▽前防衛相の岩屋毅氏(62)=同▽法務政務官の宮崎政久氏(54)=同▽元郵政担当相の下地幹郎氏(58)=日本維新の会”
  • 「廃棄」資料、一転公開 文書名特定、再請求に 原子力規制委、消極さ露呈 | 毎日新聞

    毎日新聞の2度目の情報公開請求を受け、原子力規制庁の規制企画課係長が関係者に送ったメール(画像の一部を加工しています) 原子力規制委員会が重要方針を決めた非公開の事前会議を巡る問題で、会議の配布資料を毎日新聞が情報公開請求したところ、規制委は「廃棄済みで不開示」とした。ところが、資料の表題を明示して再請求すると一転開示した。規制委は再請求にも「不開示」にする方向で手続きを進めたが、職員の一人が当時のメールに添付されていたと申告したという。規制委は陳謝し「事務処理上の不手際」と釈明する。情報公開に消極的な姿勢が浮かんだ。 規制委が開示したのは、関西電力3原発(高浜、大飯、美浜)に求める火山灰対策を議論するため、更田(ふけた)豊志委員長や石渡明委員、安井正也・原子力規制庁長官(当時)と担当者ら計11人が出席した2018年12月6日の非公開会議で配布された資料。右上に「議論用メモ」と印字され、①

    「廃棄」資料、一転公開 文書名特定、再請求に 原子力規制委、消極さ露呈 | 毎日新聞
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    taketake89 2020/01/05
    ”資料の表題を明示して再請求すると一転開示した。規制委は再請求にも「不開示」にする方向で手続きを進めたが、職員の一人が当時のメールに添付されていたと申告したという”