政府は13日、北朝鮮が同日午前7時22分ごろ、同国内陸部から少なくとも1発の弾道ミサイルを高い角度で東に向けて発射したと発表した。大陸間弾道ミサイル(ICBM)級の可能性がある。日本の領域内や排他的経済水域(EEZ)内への落下は確認されていない。政府は発射から約30分後、ミサイルが「午前8時ごろ、北海道周辺に落下するとみられる」として全国瞬時警報システム(Jアラート)で避難を呼びかけたが、約20分後に、その可能性がなくなったと訂正した。北朝鮮のミサイルが日本の領域内へ落下すると予測されたのは初めて。 韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は平壌付近から日本海に向けて弾道ミサイル1発を発射し、約1000キロ飛行し、日本海に落下した。韓国軍は、北朝鮮が固体燃料を使って中距離以上の弾道ミサイルを発射した可能性や、今年4月末までの準備完了を予告する偵察衛星の発射実験だった可能性も視野に分析を進めている
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