風知草：ジミーとジャニー＝山田孝男 | 毎日新聞
ジャニー喜多川（2019年死去。享年87）の常習的な性加害は広く世間に知れ渡った。が、全容解明と責任者の処罰、被害者救済は進んでいない。 遅ればせながら、ネットフリックスのドキュメンタリー「ジミー・サビル／人気司会者の別の顔」（22年4月配信、171分）を見た。英国で起きた、テレビ司会者による性加害の調査の記録である。
東南アジア、中国の援助減 コロナで歳入落ち込み 影響力狙う競争激化も | 毎日新聞
東南アジアの開発事業で存在感を誇示してきた中国の援助が減少している。新型コロナウイルス禍による景気減速で中国の歳入が落ち込み、国内への支出を優先させたい事情などが理由とみられる。東南アジアでは依然としてインフラ整備などの需要があるとされ、専門家は、同地域での影響力強化を狙った援助競争が激化する可能性があると見ている。 オーストラリアのシンクタンク「ローウィー研究所」は6月、2015～21年の東南アジア11カ国の開発事業約10万件に対する国外からの援助の状況をまとめた。この調査結果によると、中国による援助は期間全体では最多の2割を占めたが、広域経済圏構想「一帯一路」に絡むマレーシアの東海岸鉄道やインドネシアの高速鉄道など大型事業の不調が指摘され始めた18年以降、援助額は減少傾向に。15年は76億7000万米ドル…
「雇用守れ」異例のスト検討 そごう・西武労組、売却巡り | 毎日新聞
西武池袋本店の存続を求める署名活動で署名に応じる利用客＝東京都豊島区の同店前で2023年4月、道下寛子撮影 セブン＆アイ・ホールディングス（HD）傘下の百貨店大手「そごう・西武」の売却計画を巡り、雇用の維持や事業の継続について具体的な説明がないのは不当だとして、従業員の8割が加盟する「そごう・西武労働組合」（寺岡泰博委員長）がストライキ権を確立して会社側に説明を求める方針を決めた。労働組合は3日、スト権確立の是非を問う投票の実施を組合員に告示する。スト権の確立を経てストが実施された場合、各店舗の営業に大きく影響する可能性がある。全国10店舗を展開する百貨店を舞台とするストは異例。 大規模百貨店におけるストライキは、三越百貨店の48時間スト（1951年12月）が国内初とされる。岩田屋（福岡市、現・岩田屋三越）で57年春に50日超に及んだ例もあるが、それ以来とみられる。労働組合によると、そごう
露「プーチン愛」演出 ワグネル反旗、威信回復狙う 仲介ベラルーシ大統領は揺さぶり | 毎日新聞
住民らに囲まれ、隣の女性にキスして記念撮影に応じるプーチン露大統領＝ロシア南部ダゲスタン共和国で2023年6月28日、スプートニク通信提供・ロイター ロシアの民間軍事会社「ワグネル」による反乱を受け、プーチン大統領には政治的な威信の回復を急いでいる様子がうかがえる。一方、反乱収束の仲介役を担った隣国ベラルーシのルカシェンコ大統領は存在感を誇示し、ロシアを揺さぶるような言動が目立っている。 ワグネルが6月24日に南部のロシア軍施設を占拠したことなどを受け、プーチン氏は同日から3日間で2回もテレビ演説に臨む「異例の対応」を迫られた。一度はワグネル創設者のプリゴジン氏を反乱罪に問う方針を示したが、衝突の回避を優先して、短期間で撤回せざるを得なくなった。また、プリゴジン氏の主張に理解を示していたともいわれる露軍のスロビキン副司令官が逮捕されたとの情報も広がり、混乱に拍車をかけた。 結果として、プー
記者のこだわり：汚職の主導者か、人質司法か 7カ月勾留KADOKAWA前会長の「孤独」 | 毎日新聞
東京拘置所から保釈されるKADOKAWAの角川歴彦前会長（中央）＝東京都葛飾区で2023年4月27日午後9時42分、北山夏帆撮影 「会長への過度のそんたく」――。出版大手「KADOKAWA」（東京都）は、前会長の角川歴彦（つぐひこ）被告（79）ら元幹部3人が贈賄罪に問われた東京オリンピック・パラリンピック汚職事件をこう総括する。6月15日に前会長の部下を有罪とした東京地裁判決も、原因を「会長の意向」と断じた。現経営陣と部下、両方から見放された形だが、前会長は検察との闘いを諦めていない。孤独を深める出版界の先駆者の現在地とは。 「日本は民主主義が成熟していないね」。4月27日に保釈された前会長は約7カ月に及んだ東京拘置所での勾留生活について周辺にため息交じりに漏らした。 東京地検特捜部に逮捕されたのは2022年9月14日。部下2人と共謀して19～21年、大会組織委員会元理事の高橋治之被告（7
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今回のTwitterの混乱によって日本の災害インフラがガチめに破壊されたのではないか「Twitterに依存しすぎ」「国としてインフラを整備するべき」
