戦艦大和の映像や資料の説明をする「豊の国宇佐市塾」の織田祐輔さん=大分県宇佐市森山の教覚寺で2024年5月12日午後2時8分、神山恵撮影 太平洋戦争の資料を収集・保存している大分県宇佐市の市民団体「豊の国宇佐市塾」は12日、戦争末期の1945年に旧日本海軍の戦艦「大和」が米軍機から攻撃を受ける場面のカラー映像など、米国立公文書館から入手した米軍撮影の映像計17点(計8分28秒)を報道陣に公開した。同塾によると、大和のカラー映像はこれまで確認されておらず、初めて。映像は18日に宇佐市で催す「平和ウオーク」で一般公開する。 同塾は米国立公文書館から入手した映像を独自に分析し、定期的に成果を報告している。今回公開した映像は2013~24年に入手。1945年に米軍が日本各地に空襲や攻撃を加えた映像で、いずれも米軍機搭載のガンカメラか、搭乗員の手持ちカメラで撮影された。