「教育」の在り方を捉えなおす必要があります。キレる子供、青少年の事件が相次いでいる中、知識でなく「心の豊かさ」を形成する子育て・教育が現代には必要です。小児科がよく受ける子育ての相談の一つに、 「いつから離乳食を始めたらよいでしょうか」 とか 「しつけはいつから始めればよいでしょうか」 といった、長い目でみた子育ての計画をたずねられることが最近多くなっているそうだ絵う。 たしかに、育児にはそうした見通しをもってかかることが必要です。 それに、人間が人間を育てるのですから、理想やスケールの大きなもくろみがあってもよいでしょう。 子育てについて、医者にたずねたり、本を読んだりするのもいいでしょうが、 同じような子をもって悩んでいるお母さんどうしで意見や体験を交換すれば、もっといろいろなことが学べるはず。 そのほうが、より安心できるし、おたがいが育児についての考えを深めることができるようにみえま