株価がスルスルと上がりH株指数も10000Pを超えてきた。 9000P辺りで低迷していた時期に比べると10%以上の騰がりである。 1カ月ほどで指数が10%も上がるというのは、やはり相場がかなり過熱していると見るべきである。 特に大きく下げていた銘柄の中にはここ数か月で倍になったものも多い。 9月までの安値で仕込めた人には、20〜30%の利益が乗ってきた時期である。 こういう時に多くの人は「さあ、ここからだ」と更にグングン騰がることだけを期待する。 買った時には、短期的に利ザヤを稼ごうと欲の皮を突っ張らせていたのを忘れ、利益が乗り出すと突然「株は長期保有に限るよ」と余裕を見せ出す。 優秀な人物に高額の報酬を支払い、あの手この手で利益を貪るヘッジファンドでも年率30%も稼げれば「今年よく儲けたファンドベスト10」とかに名前が載る。 自分がトレードをしていると自覚しているなら、喜んで利確する局面