多い手順 5年生は異分母の分数のたし算とひき算を学習します。これは、6年生のかけ算とわり算より難しいかもしれません。確かにかけ算とわり算の理屈(どうして分母分子をかけ合わせるのか)は難しいですが、手順さえ覚えれば後は約分の知識だけで解くことができます。それに比べ、たし算とひき算をする場合は複雑な手順が要求されます。下の①~⑩の項目をきっちりと理解・習熟しながら進めていかないと多くの落ちこぼしを生み出してしまいます。算数の躓き始めが分数であるのはこの手順の難しさからくるのではないかと思われます。 ・ ① 倍数 ② 公倍数(①の理解が必要) ③ 最小公倍数(②の理解が必要) ④ 約数 ⑤ 公約数(④の理解が必要) ⑥ 最大公約数(⑤の理解が必要) ⑦ 約分(⑥の理解が必要) ⑧ 通分(③の理解が必要) ⑨ 分数のたし算ひき算(⑦⑧の理解が必要) ⑩ 帯分数のたし算ひき算(⑨の知識を踏まえた上で