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松本総務相は4日午前の記者会見で、暗証番号を設定せずにマイナンバーカードを交付できるようにする方針を明らかにした。11月頃から申請・交付を始める方向で検討している。認知症の高齢者など、暗証番号の管理に不安がある人に配慮するためだ。交付時に暗証番号を設定しない代わりに、本人確認は顔認証や目視により行う。
ジョブズが再起をかけて作ったワークステーション、ネクスト・キューブは全く売れず、失敗作の烙印を押されてしまった。だが、それは巡り巡ってインターネットの登場につながり、CDから音楽配信へ向かう未来を切り拓くことになる。 ■ジョブズとゲイツ。失敗作とインターネットの誕生 一九九一年の夏の午後。 結婚したばかりのジョブズの新居に、マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツがやってきた。茅葺き屋根に、黒ずんだレンガの愛らしい家は裏門が開け放たれており、キッチンのドアを開けて入ると、身重の妻ロリーンと裸足のジョブズが彼を迎え入れた。そこは日中、鍵がかかっていないのだ。 ハワイにいたゲイツが、早めに休暇を切り上げてやって来たのは、ジョブズと対談の誘いを受けたからだった。ジョブズもふだん製品発表がない時期に取材を受けないが、ゲイツと話すならと引き受け、休暇先のアワニーから戻ってきた。 ゲイツとジョブズ。ふたりの
アメリカでトランプ支持者たちが、連邦議会に乱入し、大統領選の投票結果を認定する議会の手続きが一時停止する、という前代未聞の事件が起きた。選挙結果に抗議する集会で支持者を煽る演説を行ったトランプ氏への批判が高まっている。 トランプ・マジックが解けた? 再開された議会では、議長を務めたペンス副大統領、ミット・ロムニー上院議員ら共和党陣営からも暴力への批判や選挙結果の正当性を認める発言が出た。トランプ政権の元高官からも批判が発せられ、現政権からも辞任の動きが出ている。 死者まで出る衝撃的な出来事で、これまでのトランプマジックが解け、目が覚めた人も少なくないだろう。まっとうな共和党員は距離を置き、トランプ氏の政治的影響力にも変化が出てくるのではないか。 カルト性を高める熱烈支持者 その一方で、残った支持者はますます「カルト性」を強めていくのではないかと心配だ。 トランプ氏とその熱烈支持者は、分断を
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