飴細工は90℃程まで熱してやわらかくした飴を、素手と握りバサミ一本を使って美しく造形する日本の伝統文化です。 飴の温めると柔らかく、冷めると固まる性質を使って作る飴細工は、鍋から飴を取り出してから数分で造形を終わらせなければいけません。 飴細工は彫刻とは違い、削りとったり切り落としたりすることはしません。棒の先につけた丸い飴を、ハサミで切ったり伸ばしたらしながら飴を無駄にすることなく作り上げます。 日本での飴細工の原型は、古くは8世紀ごろからあると言われ、江戸時代には職人が町中を売り歩くようになり、広く庶民の娯楽として親しまれました。その後脈々と飴細工の技術は受け継がれていきましたが、サブカルチャーであったため詳しい文献などはほとんど存在していません。
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