従来、SNSでは1円も稼げなかった個人が、自分のブランドを立ち上げ、フォロワーに対して物販を行うなど、簡単に収入を得られる「クリエーターエコノミー」の時代が訪れようとしている。既に当たり前となった「楽天・Amazonから購入する」という消費行動に加え、「インフルエンサー(人)から購入する」ことも新たなトレンドとして定着しようとしているのだ。第1回に引き続き、いつもの取締役副社長、望月智之氏が鋭く切り込む。 クリエーターとは、個人でデジタルコンテンツやハンドメードの洋服、雑貨を制作して販売する人に加え、それらのデザインだけを行う人も含む。さらに、YouTubeやTikTok、InstagramといったSNSで動画や画像などを作り込んで投稿する「インフルエンサー」も、広義の意味でクリエーターの範ちゅうに入るだろう。 ただ、日本国内では、インフルエンサーが自身のフォロワーに物販を行ったり、自分の