ラズパイを使った設備IoTでありがちな困り事と対処方法:ラズパイで製造業のお手軽IoT活用(12)(3/3 ページ) 2.設備からのデータ収集間隔が短い場合の対応 設備からのデータ収集については連載第1回で紹介しました。データ収集の間隔が、数秒より長い設備で生産している場合は特に問題ありませんが、1秒よりも短い間隔になると1台のラズパイでデータ収集していては、ラズパイの能力が追い付かずデータの収集漏れが発生してしまうことがあります。そこで、1秒未満の間隔でデータを収集して、データベース(DB)保存と画面表示を行う例について解説します。 1)設備と設備信号収集用ラズパイの配線を行う 2)設備信号収集用ラズパイとデータ処理用ラズパイをLANケーブルで接続する 3)設備信号収集とデータ処理を分けて実行する 1)設備と設備信号収集用ラズパイの配線を行う 図4に示した、ラズパイとリレー回路の配線例を