ブックマーク / snow36.hatenablog.com (8)

  • 千年の桂 - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 お元気でいらっしゃいますか。 前回も連れ合いに 温かなメッセージをいただきまして、ありがとうございました。ふたりで感謝しております。 ・・・ 先日、また手が滑って下書きを投稿してしまいました。 慌てて戻しましたが、すぐ前の記事が新しい記事として出てしまったようです。 前の記事にもう一度来てくださった皆さまに 当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。ごめんなさいね。 農道を歩いていますと、麦刈りが終わって稲が植えられた田んぼに 山が映る季節になりました。写真は、数日前のものです。 日々 稲は成長して、今は 一面若緑の原っぱのようになっています。 田植え前の土の上をタニシが這った跡は道路地図のようです。 梅雨に入って 少々の雨でも囀りを忘れないのは、竹藪のウグイスと曇り空に舞い上がるヒバリ。いつもながら 大きな声です。 *** 兵庫県美方郡香美町にある たじま高原植物園 和池の大カ

    千年の桂 - 野の書ギャラリー
  • 6月の終わりに - 野の書ギャラリー

    こんにちは。お元気でいらっしゃいますか。 ご近所のクレマチスです。湧き出るような葉の中から生き生きとした姿を見せてくれます。お花の後にできる造形も不思議で美しいですね。 🦑 連れ合いが友人たちと釣りに出かけました。 久しぶりの ぽんす会です。 「ぽんす」とは、こちらの言葉で、釣り好きが昂じた者というほどの意味です。 ぽんす会の面々は、私が勝手にそう呼んでいるのをずっとご存知ないと思います。 長い間の釣りクラブです。いつの間にか それぞれご自身でお魚を捌かれるように。皆さん楽しい方々ばかりです。 お互いに その時々に都合のつくメンバーで出かけているそうです。 去年の7月にもお世話になった豊岡市竹野町竹野浜の船頭さんに 一年ぶりに仕立て船を出してもらいました。 ケンサキイカ狙いで参ります。 今年は 気合いが入っていたようで まわりの写真も撮っていないそうでして、こちらは去年の写真です。 気合

    6月の終わりに - 野の書ギャラリー
  • 川辺の小さな美術館から - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 大きな台風が過ぎまして、昔は影響を受けにくかった当地もほっとしております。 被害に遭われたところの方々が一日も早く日常を取り戻されますようにお祈りいたします。 メドーセージは、花を散らしては咲いてを繰り返し、長く楽しませてくれます。葉の香りも爽やかに 元気で生き生きとした植物です。 🌿 先週 久しぶりに外に出かけました。時々お世話になるお店に電話をしました。 他にお客はふた組だけの静かな夜です。お店には、80年代の洋楽が流れています。ニューヨーク・シティ・セレナーデ。映画は ライザ・ミネリが好きでした。 お品書きから 穴子のお刺身とオコゼの薄造りをお願いしました。 穴子は、しっかりとした感で 噛むほどに身の旨味がじんわりと広がってきます。品のよい甘みを壊さないように、わさびと醤油はほんの少しでいただきました。繊細なお味を大切に味わいたく思いました。 左上は穴子の肝で 右

    川辺の小さな美術館から - 野の書ギャラリー
  • 黒い岩。奔る滝 - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 お久しぶりです。お元気でいらっしゃいますか。 秋分の日の空です。爽やかなよいお天気でした。 最近小雨が降り続いたからか、夏の名残りが薄葉紙を折り畳むように片付けられて 新しい秋が静かに始まったと感じます。 今夜は、肥えてきた月が 雨に濡れた屋根を白く浮かび上がらせています。 🍂 鉢に植えた 姫フウロソウは、くすんだ色の小さな花を夏の間咲かせ続けていました。花が終わると 人差し指を曲げるようにして頭を下げます。 最近 やっと元気を取り戻して花色も再びはっきりとしてきました。かわいい花です。 姫フウロソウとは別に ヒメフウロという種類の花もあるのですね。ゲンノショウコの仲間は、どれも可憐で種類が多いですね。 夏の前から来年の準備を始めている石楠花。 今年は 気の毒なほど か弱い花が僅かに咲いただけでした。来年の春には、香り豊かな優しい花々を見せてくれればと思います。 こちらは、

    黒い岩。奔る滝 - 野の書ギャラリー
  • くずれぬへいわを - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 暑い日が続きますが、お元気でいらっしゃいますか。 この時期、「カラスの山」から、「ヒグラシの山」になってしまう手前の丸い山の裾に広がる田んぼが美しく育つさまを眺めながら歩いています。 例年なら あちらこちらの田んぼで山田錦の幟が立ちますが、日酒の売り上げの不振のための減産とのことで寂しく感じます。背の高い酒米 山田錦の姿を今年は見かけません。 夕方遅くに 少し気温が下がると、ここから さざめくような蜩の声が聞こえてきます。 *** この度は、父の作品のことで かなり個人的なことを書き留めております。長くなり申し訳ありませんが、よろしければ どうぞおつきあいくださいね。 7月の終わりに、明石市文化博物館に父の作品 51点を収蔵していただくことになりました。 広島県出身で 後に越した山口県岩国市に実家のある父は、兵庫県神戸市へ移ったあと 明石市に終の住処を得て、亡くなるまでの

    くずれぬへいわを - 野の書ギャラリー
  • 小さな歌 - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 こちらも先週 梅雨が明けました。お元気でいらっしゃいますか。 ご近所からミョウガをもらいました。 我が家でも植えてみましたが、繁った葉っぱに雨がえるが留まっているばかりで まだ出てきていません。 いただいたミョウガを量ってみると150g 以上ありましたので甘酢漬けにしてみました。(多分 去年どなたかのブログで拝見したと思いますが…すみません。どなただったのか控えるのを忘れていました) さっと湯がいて甘酢に漬ければ、翌日には明るい赤紫に。 またぶれてしまいました。更に数日経ったもの。 こちらを縦に細切りにすると、感もよくなり いい箸休めになりました。 ☂️ 雨が強く降った午後、濡れたベランダに小さい蝉が落ちていました。 珍しくて そっと拾い上げてみます。 4cmもないニイニイゼミ。 蝉を触るのは苦手ですが、重みも温度もないこの蝉の翅は、私が思うよりずっと薄くてやわらかでした。

    小さな歌 - 野の書ギャラリー
  • ぽんす会 ようやく再開する - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 庭の咲き進んだ花と まだ元気な花が並ぶ紫陽花が 穏やかな佇まいを見せています。ここ数日お天気のよい日が続いていました。今日も蒸し暑かったですね。 石に着生している風蘭です。張り巡らされる厳つい根は恐ろし気にも感じられ、土から栄養を摂ることもなくただ水だけで 緑の細長い葉を四方へ伸ばしています。 梅雨時に小さく真白の花を咲かせます。着生植物の風蘭の魅力は全身で生きる様を見せることかと思います。植物の気丈を思います。 🎣 少し前のことになりましたが、6月の晴れた日に「ぽんす会」と私が勝手に呼んでいる連れ合いたち釣り仲間のうちの3人が10カ月ぶりに船釣りに出かけました。 この度は、ケンサキイカ狙いでした。 ぽんす会が乗せてもらったイカ釣り船です。 ✳︎ 初めてご覧くださるかたに。「ぽんす」とは こちらの方言で、釣り好きが昂じた者というほどの意味です。義父が「あいつは ぽんすやから

    ぽんす会 ようやく再開する - 野の書ギャラリー
  • 4kmの吊り橋を渡る - 野の書ギャラリー

    こんにちは。紅葉の美しい季節ですね。 お元気でいらっしゃいますか。 私の住む辺りは、燃えるような赤い紅葉ではなく、くすんだ黄や赤茶が 緑に混ざる程度です。 この度は、きれいな花の色を見たくて、遅まきながら 淡路島へ行ってみました。 よく晴れた日曜日の淡路島は、凪いだ海が眩しく 神戸淡路鳴門自動車道からの眺めも爽やかでした。 南あわじ市のイングランドの丘で 名残りのコスモスを見ました。2週間ほど前なら満開の見頃だったでしょう。11月の始めは 出かける機会がありませんでした。 コスモスの花畑の前を歩くと、控えめな香りが漂います。日曜日なら 人でいっぱいの園内のようですが、開園まもなくの時間には人も少なくのんびり歩くことができました。小さな子どもが喜びそうな遊具のある広場もあり、親子連れが楽しんでおられました。 淡路島は、渡り鳥が ひとやすみでしょうか。小柄な鳥たちが いろんな声で盛んに囀ずって

    4kmの吊り橋を渡る - 野の書ギャラリー
  • 1