住友林業株式会社(東京都千代田区)は、2014年5月23日(金)・24日(土)の2日間、重要文化財である「住友活機園」(伊庭貞剛記念館/滋賀県大津市田辺町10番14号)の特別公開を行う。 「住友活機園」は、風光明媚な大津市の瀬田川のほとり、琵琶湖に程近い小高い丘の上にあり、洋館、和館など6棟の建物と茶室、四阿などの付属施設及び庭園から構成される。明治37年、近代住友の基礎を築いた第二代総理事伊庭貞剛翁が自らの隠棲の住居として建設し、翁の没後その子孫により旧住友本社に寄付されたものを、戦前・戦後にわたって住友グループが維持管理を行ってきた。 2002年5月23日、「住友活機園」は、中心となる洋・和館の意匠の完成度が高いこと、居宅のほか付属施設なども良く保存され明治後期の大邸宅の姿を今に伝えていることなどが高く評価され、文部科学大臣から重要文化財の指定を受けた。 【特別公開の詳細】 ●日時:2