南アフリカ・ネルスプロイト(Nelspruit)近郊のクルーガー国立公園(Kruger National Park)で撮影された鳥(2010年6月13日撮影、資料写真)。(c)AFP/Martin BERNETTI 【5月5日 AFP】アフリカに生息する鳥、クロオウチュウはかなりの「策略家」で、複数の種類の鳥や動物が仲間に危険を知らせる鳴き声をまねて他の動物を追い払い、食べ物を奪っていることが分かったとする研究論文が、1日に発表された。 体重70~125グラムのクロオウチュウたちはしばしば自分たち特有の警戒声を発して他の鳥や動物から食べ物を奪っているが、研究者たちは、動物たちはなぜオウチュウの戦略に騙され続けるのかに頭を悩ませていた。 だが米科学誌サイエンス(Science)に発表された論文によると、64羽のオウチュウを847時間追跡した結果、クロオウチュウがマングースやジャッカルなど51
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