アルコールが呑めない人が無理矢理呑まされることはあまり好ましいことではないだろう。急性アルコール中毒のリスクは勿論として、身体的に変え難いものを気合だの帰属意識だの次第であると勘違いして他人に強要することには私も賛成できない。よって、まずは「呑めない人に無理矢理アルコールを呑ませる人」の態度なり考えかたなりを非難しようという意見には賛成ではある。 しかし、アルコールが呑めない人自身が無理矢理呑まされることには、幾ばくかの「自分の努力で回避できた余地」というものが含まれていることがある。とりわけ、新入生シーズンから一ヶ月が経とうとしているGWにもなって未だに「無理矢理呑まされる」とか「何年経っても呑まされる」ということになると、周りの連中の問題もさることながら、そんなポジションに甘んじている自分自身の判断なり舵取りにも問題があるのではないだろうか。初回の飲み会でリスクを回避できなかったという