トップ > 社会 > 紙面から一覧 > 記事 【社会】 95年・八王子スーパー強殺 犯人は極東アジア系男?粘着テープからDNA 2009年7月24日 朝刊 東京都八王子市のスーパー「ナンペイ大和田店」で1995年7月、アルバイトの高校生ら女性3人が射殺された強盗殺人事件で、被害者の口をふさいでいた粘着テープから検出したDNA型が、極東アジア系の男のものとみられることが捜査関係者への取材で分かった。八王子署捜査本部は、犯人のDNA型である可能性が高いとみて捜査している。事件は30日で発生から14年、公訴時効まで1年となる。 捜査関係者によると、粘着テープは女子高生の口と手を縛るために使われた。口をふさいでいた粘着テープには汗のような成分が付着しており、DNA型が採取できた。 血液型は判別できなかったが、人類学者による分析の結果、中国人や日本人など、極東アジア系の男である可能性が高