動物を認識して捕獲 装置開発 NHKニュース動物を認識して捕獲 装置開発 12月16日 4時0分 動物の顔や体の形からその種類や数を認識し、畑の作物など荒らす特定の種類の動物だけを捕獲できる装置を、兵庫県立大学などのグループが開発し、被害に悩む農家などでの利用が期待されています。 この装置は、兵庫県立大学と大阪の電子機器メーカーなどが共同で開発しました。１５日、神戸市中央区で開かれた発表会には、動物による農作物への被害に悩む全国の自治体の担当者ら３００人が参加しました。装置には、動物を捕まえる網などのわなと小型カメラがあり、カメラが捉えた動物の顔や体の形から、その種類や数をコンピューターが分析し、狙った動物が、一定の数以上になるとわなが動いて捕獲します。コンピューターの設定を変えれば、シカやイノシシなど特定の種類の動物だけを捕獲できるほか、動物の種類によってはオスメスどちらかだけを捕獲することもできるということです。開発にあたった兵
