監視ビデオは、ボストンマラソンで爆弾を仕掛けた容疑者の重要な画像を提供した。しかし、警察が使用した顔認識ソフトウェアは、容疑者の身元を洗い出すうえで成果を上げられなかった。 The Washington Postが米国時間4月20日に報道したボストン警察のEdward Davis本部長とのインタビューによると、死傷者を出したあの爆発の現場でTamerlan Tsarnaev容疑者とDzhokhar Tsarnaev容疑者の写真が複数撮影されており、政府の公式データベース上にも容疑者兄弟の画像が存在していたにもかかわらず、顔認識ソフトウェアは2人の名前を割り出せなかったという。同紙によると、Dzhokhar Tsarnaev容疑者はマサチューセッツ州の運転免許を保持しており、警察との銃撃戦のすえに19日に死亡した兄のTamerlan Tsarnaev容疑者はFBIの捜査対象になっていたという