カーナビ見ないで操作 手の動き、カメラが認識 : 地域 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）◇県が開発 「脇見事故減らしたい」 県産業技術センター（松江市北陵町）が、画面を見なくても、手や指を画面の前で動かして操作を指示できるカーナビを開発した。カメラで人の動作を認識できる既存のシステム「ジェスチャー・カム」（県が２００８年に開発）の技術を応用した。県は「実用化によって、脇見運転による交通事故の減少につながれば」と期待している。 警察庁によると、２０１３年に起きた車両運転中（原付き以上）の交通死亡事故を法令違反別に分けると、脇見運転による事故が５３９件に上り、漫然運転による事故（６７８件）に次いで多かったという。 脇見運転は、走行中のカーナビの操作が主な原因の一つと考えられるため、県は道路から視線を外さずに、操作できるカーナビの開発に着手した。 開発したカーナビは、内蔵する３Ｄカメラが画面の約３０センチ手前から指や手の動きを感知して、画面の切り替えや音楽の再生、画像の伸縮を自在に
