都築電気株式会社と、業務用の計量包装機を製造販売する株式会社イシダは、「画像認識を活用した食肉判別装置」に関するシステムを共同出願した。 人材不足の解決策の一つに現在食肉加工業界では、少子高齢化に伴った人材不足、後継者不足が課題となっている。食肉の加工には高い専門性が求められ、職人の育成には時間がかかるためだ。そんな背景を受け、両社は、食肉加工業界の効率化支援として「AIを用いた部分肉の部位認識」に着目しAIで肉の部位を識別するシステムを開発した。 通常工場のラインでは、スキルを持つ熟練者が、部分肉を確認し、細かい部位差だけでなく、品種や左右差などを見分けているが、この作業に対してAIを適用し、業務効率化を図ることを目的としている。AIを活用することで、単なる業務効率化だけでなく、部位識別の精度を向上でき、食肉出荷ミス削減の効果も期待できるという。 データ分析の知見と部分肉計量機のノウハウ