太陽光パネル裏面の点検や道路の落下物検出でも 東芝が新たに開発したのは、SPADEの異常スコアマップにおいて、数枚の正常画像から同じような特徴部分を差し引くことで異常スコアマップを補正する技術である。これにより、異常箇所の過検出の抑制に成功した。公開データセットのShanghaiTech Campus datasetを用いた、画素単位の異常有無の推定精度であるPixel-AUROCによる評価では、SPADEの精度が89.9%だったのに対し、東芝の技術は91.7%という世界最高の精度を達成したとする。