NHKは、1台のカメラの動きに8台の副カメラを連動させることで、すべてのカメラの注視点が一致するように撮影できる多視点ロボットカメラシステムを開発しました。 "これを用いることで、我々は「ぐるっとビジョン」と呼んでいるんですが、時間を止めて被写体の周りを視点がぐるりと回り込むような映像表現を行うことができます。" "従来の方法では、固定のカメラを用いていた為、限られた空間もしくは狭い空間を動く被写体しか撮影できませんでした。しかし、今回の多視点ロボットカメラシステムによって、ダイナミックに動く選手や広い空間でいろんな箇所にいる被写体を撮影することができ、それをぐるっとビジョンで表現できるようになりました。" それぞれのロボットカメラには、パン・チルトのための2つのモーターが搭載されています。レンズの情報も共有するため、ズームも可能です。 "どうしてもロボットカメラで撮影した映像は方向制御に