ZMPは19日、標識やGPSの情報に頼らず環境マッピングと位置推定を同時に行うSLAM(Simultaneous Localization and Mapping)技術を用いた自動運転の実験を実施したと発表した。 ZMPは、バージニア工科大学・シドニー工科大学とコラボレーションを行い、SLAM技術の自動運転への適用を進めてきた。 今回の実験では、トヨタプリウスベースのロボットカー「RoboCar HV」の車両の両側面に装着したレーザレンジセンサの情報から、SLAM技術により自車位置を推定し自動運転を行う。 自動運転においては、GPSを利用し自車の位置を正確に把握することが一般的だが、高層ビルが立ち並ぶ都市部やトンネル、山間部などではGPSで正しい位置を計測することが難しい場合がある。 こうした場合に、周囲の環境をセンシングし、自車の位置を推定する技術として、SLAM技術があるが、一般的に、
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