ステレオ・カメラだけでジェスチャーと姿勢を検知可能にする米ベンチャーのメガネ型端末米国のベンチャー企業であるTarsier社は、メガネ型端末への搭載を想定した、ステレオ・カメラ・システム「MoveEye」を試作し、CESの開幕前日に開催した報道機関向け説明会で発表した。特徴は、ステレオ・カメラだけでジェスチャーと姿勢の両方を検知できること。2014年内の実用化を目指す。 3次元（3D）立体視に対応したディスプレイでの利用を想定する。会場では、偏光型の3Dメガネと組み合わせたメガネ型端末の試作品を披露。この試作品を装着しながら手や腕の動きでディスプレイを操作し、装着者の姿勢に応じて映像表示を変化させる。例えば、装着者がしゃがむとディスプレイ上に3D表示された物体の底面を見られるように表示が切り替わる。発表会場では飛行機の3D CGを表示していた。 ステレオ・カメラ・システムは主に三つの部材で構成する。画像処理ICや無線LAN通信用ICなどを実装した小型基板、2次電池、2個
