ことし4月に開かれた衆議院総務委員会で、日本維新の会の女性議員が国の人口減少対策に関する質問をしていた際に、ほかの男性議員から「早く結婚して子どもを産まないとだめだ」というやじを受けていたことが分かりました。 国会の議事録などによりますと、ことし4月17日に開かれた衆議院総務委員会で、日本維新の会の上西小百合議員が国の人口減少対策に関する質問をしていた際、ほかの男性議員から「早く結婚して子どもを産まないとだめだ」というやじを受けました。 これに対し、上西議員は、その場で「頑張ります」と応じ、委員長は不規則な発言をしないよう注意しました。 上西議員はNHKの取材に対し、「女性が傷つくようなやじを飛ばす議員が、少子高齢化に関する政策をきちんと議論し実現できるのか疑問に感じる。3か月近くが経過しているので、今さら犯人捜しをするつもりはないが、国会という誰もが傍聴できる公の場で、心ないやじを飛ばす