NEXに行くと、DIVA筐体が二台に増えていた。AC派には久しぶりに明るい兆しだ。が、カードを読み取ってくれない。撮影もポイント稼ぎもできないので、仕方なく数曲練習して帰宅した。明日もう一度行ってみよう。 ・ようこそ女たちの王国へ(05)作:ウェン・スペンサー 特に読む気はなかったのに、ふつうの本屋で見つけてつい買ってしまった。読みたい本は古書で買うしかないSFファンの悲しい性(さが)である。予想通りつまらなかった。 中世ヨーロッパの制度にアメリカ開拓時代の技術を足したような世界である。男性の数が5%に満たず、社会の主要な役割は女性が担っている。男女逆転世界は別に珍しいネタではないが、性に関する露骨な記述が多いので、不自然で気色悪い。特に売淫宿(男が女に性を売る)の話がおぞましい。やたらと性病の話題が出てくるが、何か意味があるのか。 なぜこんな変な世界があるのかという説明は、いっさいなし。