パソコンのエミュレータではなく、“実機”上で動く「Android」が、CE Linuxフォーラムが2007年12月21日に開催した技術発表会「テクニカルジャンボリー18」で披露された。CE Linuxフォーラムは家電機器(consumer electronics)へのLinux利用を推進する団体で、定期的に発表会を開催している。今回は、米グーグルが11月上旬に公開したLinuxカーネルを中核とするソフトウエア基盤「Android」が、議題の1つとして選ばれた。 発表者は、富士通ソフトウェアテクノロジーズ 特定技術グループ組込みプロジェクトの近藤純司プロジェクト課長。同氏は、WILLCOMコアモジュールフォーラムの組込Linuxワーキンググループの代表を務めているが、今回はワーキンググループの公式活動ではなく、一会員の個人的な自主活動の成果として報告した。「Androidは無視できない流れ。
![Androidを実機上で動かした、CE Linuxフォーラムのイベントで実演](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)