2014年8月4日のブックマーク (2件)

  • 偶然を愛する?――東浩紀『弱いつながり』書評 : En-Soph

    【エン-ソフ】は、言論と、様々なオピニオンのためのウェブ・スペースです。「不均質な人的集合による、不均質な集合知の場」を目指して、2012年4月から活動を開始しています。≫詳細 ・『弱いつながり』は素晴らしい 誤解を回避するために、最初にベタ褒めしておこう。東浩紀の新刊『弱いつながり――検索ワードを探す旅』(幻冬舎、2014・7)は素晴らしいである。今年下半期の人文系書籍のなかで最大の一作であろうことは間違いない。いや、今年の人文知におけるひとつの事件だとさえいえる。東浩紀というと、博論=主著『存在論的、郵便的』の硬く難しい文章によって、小難しい人だと思っている読者などもいるかもしれないが、書のリーダビリティはその凝り固まったイメージを一新させるだろう。そして、何より、単に読みやすいだけでなく、『弱いつながり』は著者自身が長年積み上げてきた理論(デリダ研究)と実践(株式会社ゲンロンで

    偶然を愛する?――東浩紀『弱いつながり』書評 : En-Soph
  • 計算力がある人は読解力も高い。計算力と読解力に共通の遺伝子が関係している可能性(英研究)

    世間一般的に理系分野とされている数学などの計算力と、文系分野である読み書きなどの読解力は別の能力であると考えられてきた。 ところが英オックスフォード大学、ロンドン大学キングス・カレッジとユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)の合同研究チームの最新の研究によると、読解力に影響を与える遺伝子のおよそ半分近くが数学的計算能力にも影響している事がわかったという。 これまで、初歩的な計算力や読解力は部分的に遺伝することが知られていたが、その影響を及ぼす遺伝子については、明らかになっていなかった。 研究チームは英国で多数の親子が参加しているデータベース「双生児初期発達研究(TED)」から集めたデータを使い、12歳の男女・2800家族のデータを詳しく調査した。その後12歳の双子と、血縁関係が無い12歳の子供に読解力と計算力の速さを調べるテストを行ってもらった。 この画像を大きなサイズで見るvia

    計算力がある人は読解力も高い。計算力と読解力に共通の遺伝子が関係している可能性(英研究)