携帯料金下げ、対応出そろう=ソフトバンクは格安サービスで 2018年11月05日21時31分 政府主導でスマートフォンなど携帯電話料金への値下げ圧力が強まる中、大手3社の対応が5日までに出そろった。ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は同日の決算発表の席上、格安サービスを展開する「ワイモバイル」で2019年度に値下げを行うと表明。一方、主力の「ソフトバンク」ブランドのサービスでは当面値下げを見送る方針を示した。 最大手のNTTドコモは既に、携帯端末代金を値引きしない代わり毎月の通信料金を安くする「分離プラン」を拡充し、19年度に2~4割の値下げを実施すると発表。分離プランを導入済みのKDDIは「(ドコモと)同じ規模で追随することはない」(高橋誠社長)と大幅値下げに慎重な姿勢を示している。 ソフトバンクは格安サービスのワイモバイルで19年度から分離プランを導入。通信料金は現在より1~2割下