(底本:『日淳上人全集・上巻』p.98) 解題: 後の日蓮正宗・第六十五世御法主上人であられる、日淳上人猊下の、ご登座のはるか前の論文です。 この論文の中で、【危篤な状態】【危篤な時期】とあるのは、せんじ詰めるところは、日本が満蒙開拓という大義名分のもと、植民地政策の拡大にずるずると引きずり込まれていく中で、太平洋戦争に向けた日米の対立が深刻化してきたことにあります。 この掲載文は原文そのままではわかりにくいので表現を緩和してあります。 (解題ここまで) 内閣審議会ができて重要国策を俎上に載せる体制が整うことになった。世間的には、これについて受け入れるべき・受け入れざるべきの二論がある。けれども、私心を離れて国家の現状を察するとき、何人といへども、かくのごとき組織の設置が当然であると考えられるであろうと思ふ。 まったく今日の状態については、一切の国家機構がことごとく是正・更新されなければな
差別ってなんでしょうか? 対話の続き。相手は音信不通ですが。 今日は、④「僧と俗の間には本来的な差別が存在する」について、日蓮正宗の相伝も含めて回答したいと思います。 7項目全質問は以下の通り。 宗門はこのように主張しています。 ①「必ず戒壇の大御本尊と唯授一人の血脈相承を信仰の根本としなければならない」 ②「代々の法主を尊信の対象としての(我々が南無し奉る日蓮大聖人・日興上人と同等の)僧宝として定める」 ③「弘安2年10月12日の御本尊を日蓮大聖人の出世の本懐・一大秘法と定める」 ④「僧と俗の間には本来的な差別が存在する」 ⑤「御本尊には法主の許可、開眼が必要、大石寺から下付したものでなければならない」 ⑥「大石寺に登山しないと罪障消滅できない、成仏できない」 ⑦「宗門の僧による葬儀を行い、戒名を与えないと故人は地獄に堕ちる」 日蓮大聖人はこのようなことをただの一つも仰せになっていません
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