2008年10月27日のブックマーク (1件)

  • 藻からバイオ燃料 美波・田崎研究所など、大量培養に成功 徳島新聞社 

    田崎真珠の研究機関・田崎海洋生物研究所(美波町)と県内企業や大学などでつくる研究グループは、バイオディーゼル燃料の原料として期待される緑藻・イカダモの大量培養に成功した。イカダモは、油分を大量に含んでいるが、料としてはほとんど利用されていないことから、研究グループは、料価格高騰を招かずに軽油の代替となるクリーンなエネルギーとして、近い将来の事業化を視野に、一年後の実用化を目指す。 ベンチャー企業のアムテック(石井町)は、イカダモを濃縮し、特殊な処理をすることでディーゼル燃料が製造できることに着目。同社の働き掛けで、真珠の餌として三十年前からイカダモを研究している同研究所や、四国大学短期大学部、徳島大学など計七団体が二〇〇六年春ごろから研究を始め、このほど百トン水槽を用いての大量培養に成功した。 イカダモは、微細藻類の一種で、強い繁殖力を持つ。気温にかかわらず培養が可能で、一日で