最新の映画を劇場でもインターネットでも同じ料金で楽しめるようにして、客の選択の幅を広げようという新たな試みが、９日から全国で始まります。 映画のインターネット配信は年々増えていますが、新作の配信は公開から半年後が一般的で、日数がたっているため劇場の料金と比べると割安に設定されています。 しかし、スマートフォンやタブレット型端末などの普及で、多少割高であっても新作をいち早く見たいという客のニーズが増えていることから、大手広告代理店と映画製作会社が、２１の動画配信会社などの協力を得て、劇場公開とほぼ同時に同じ料金でネット配信する試みを始めるものです。 対象となる映画は、９日から全国１７の劇場で公開される新作４本で、料金を劇場もネットも１０００円に設定するということです。企画した映画製作会社のプロデューサー、中沢敏明さんは「同じ料金にすることで客の選択の幅が広がると思う。映画がビジネスとして成り