書体はどのような役割を果たすのか? 画期的な書体を生む「タイププロジェクト」の鈴木功さんがゲストを迎えて対談。第1回は水野学さんの登場です。 写真:平岩 享 文: 土田貴宏 「タイププロジェクト」は、書体を専門にデザインする企業です。創立は 2001年。従来の印刷に加えて、デジタルの領域が急速に拡大するタイポグラフィの世界で、その先端を切り拓いているのが彼ら。創業者の鈴木功さんは、端正で汎用性の高い「AXIS Font」や、横書きに適した明朝体「TP明朝」などの書体を手がけてきました。今回、鈴木さんは、数々の名ブランディングに携わるクリエイティブディレクターの水野学さんと、書体についてさまざまな会話を交わしました。 書体から伝わるイメージが、 ブランドをつくり出す。 鈴木 水野さんが手がけるブランディングでは、書体というのはどんな役割を担っているのでしょうか。 水野 デザインをする時は、ま
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