データベースの運用中、アプリケーションやユーザーの操作ミスにより、データの整合性に矛盾が生じてシステムが正常に動作しなくなるようなことがあります。 このような場合、いつ誰がどのような操作を行ったのかを追跡して原因を追求するわけですが、アプリケーションレベルのログなどの情報だけでは原因が特定できないことも多々あります。 しかし、アプリケーションレベルで原因を特定できない場合でも、データベースにデータ変更のログが残っており、それを追跡することができれば確実にどの時点でデータに不整合が発生したのかを特定することが可能です。 Oracleでは全てのデータの変更が REDOログファイルに記録されます。 これは本来障害発生時にデータのリカバリを行うためのものですが、LogMinerという機能を用いることによってこれをデータ分析用途で使用することが可能になります。 サプリメンタル・ロギングの設定 Log