神戸市の神戸港新港第2突堤で24日未明、「ドリフト走行」をしていたとみられる4人乗りの乗用車が海中に転落、3人が死亡した事故で、死亡した同市灘区、飲食店アルバイトの男性(24)の尿から、大麻に酷似した成分を検出していたことが兵庫県警への取材でわかった。 助手席から脱出した同乗者(24)は「男性が運転していた」と話しており、県警は運転者の特定を慎重に進め、薬物による運転への影響を調べる。 捜査関係者によると、司法解剖の結果、男性の死因は水死と判明。尿を簡易鑑定したところ、大麻によく似た成分が検出されたという。県警は今後、本鑑定で成分を分析する。