卓球の世界トップといえば、やはり「中国」。韓国メディアは4月16日に閉幕した卓球アジア選手権で世界ランキング上位の中国勢を打ち負かして優勝した17歳の平野美宇(みう)を絶賛しまくった。難攻不落といえる卓球界の「万里の長城」を崩したと高く評価。平野を生み出した日本の戦略的な育成法にも言及する徹底ぶりだ。その背景には、かつて韓国でお家芸とも言えた卓球がリオデジャネイロ五輪でメダルゼロに終わり、競技力が遅々として向上しない自国への不満や日本への嫉妬が垣間見える。 アジア選手権で、平野は準々決勝で世界ランキング1位でリオ五輪金メダリストの丁寧に3-2のフルセットで勝利。0-2から巻き返し、競り合いとなった第4ゲームは16-14で奪取した。準決勝は同2位の朱雨玲を3-0で破ると、決勝では同5位の陳夢を3-0のストレートで下した。日本勢の優勝は21年ぶり。しかも17歳は過去最年少で、朝鮮日報は、世界大