映画『七つの会議』を観てきました。 予告を観るとダメ社員が居眠りをしていて、同じダメ社員としてシンパシーを感じてしまったのです。 『七つの会議』は社員が一切仕事しないで内部争いばかりしていることで有名な池井戸潤の小説が原作ですが、この映画でも例に漏れず社員は誰一人として仕事をしません。 経理部は営業部の足を引っ張ることばかりを考え、営業部は営業部で社内の偉い人に怒られないことばかりを考えて仕事している会社員の様子が描かれています。 あるとき、経理部は年間90万円のコストアップを追求するために長い時間をかけて調査を進め、社長や役員がいる場で営業部を責め立てます。 そのとき経理部の人間は 「年間90万円ものコストアップですよ!どういうことなんですか!」 と叫んでいて、僕が大学生の頃なら「そうだそうだ!」と一緒になって責めていたと思いますが、社会人になってからだと冷めた目で見てしまいます。 「い