下の図のフォークを見て、それがサラダ用なのか、メイン用なのか見分けるのは簡単ではありません。形状も用途も同じものだからです。両方とも食べ物を突き刺すための、尖った部分をもつ道具ですが、それぞれコースの異なる料理用にデザインされています。 用途は同じでも異なる目的に設計されている Webデザインの世界でも、スイッチとチェックボックスを扱う際に、フォークと同様の混乱が起こります。どちらを使用するべきか、あまり大きく考えていないデザイナーの方が多いですが、適当に使用すると、ユーザーを混乱させてしまいます。フォークの例のように、異なるコンテキスト(文脈)に対して、UIを使い分ける必要があります。 スイッチとチェックボックスは、ともに設定を適用する際に使われますが、ユーザーが期待する適用のタイミングがそれぞれ違います。 正しい条件下においてUIを使い分けることにより、直感的にどうするべきか見分けられ
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