文脈で変わる『良い』デザインデザインシステムを作らなかったとしても、デザイン原則(Design Principle)と呼べるような「良いデザイン」の明文化をしておいたほうが良いです。 デザインは文脈によって「良いもの」にもなれば「悪いもの」にもなります。評価する人たちのなかで、共通の判断基準をもっていなければ話がまとまらないですし、デザイナーも何を作って良いのか分からなくなります。 「ノンデザイナーズ・デザインブック」のような書籍で書かれていることを実践すれば『良いデザイン』になるのかというと、Yes でもあり、No でもあります。見る側の視線や情報の流れを考慮しているかどうかを判断基準にするのであれば Yes になり得ますが、配信・運用のしやすさといった別の判断基準を加えると『正しく』作ったとしても No になる場合があります。 私たちがデザインを語る時、様々な『ファースト』に出会います